京都の神社とお寺めぐりの基本
京都の神社とお寺は数が多く、一度の旅ですべてを回ることはできません。エリアと時間帯で行き先を絞るのが効率的です。1994年に世界遺産に登録された「古都京都の文化財」は、京都市、宇治市、大津市の17の構成資産からなります。東寺、下鴨神社、西本願寺、二条城、銀閣寺、平等院、宇治上神社などが含まれますが、京都の街全体が世界遺産というわけではなく、有名な神社でも構成資産に入っていない所が多くあります。
拝観料と拝観時間は寺社ごとに決まっていて、京都全体の共通券や一律の料金はありません。神社の境内は朝早くや夕方以降も参拝できる所がある一方、お寺の堂内や庭園は夕方に閉まるのが一般的です。解説を聞きながら回りたい方は、京都ツアーの選び方でお寺を訪ねるガイド付きツアーや日帰りバスツアーを比べられます。

京都のお寺と神社、拝観時間と拝観料
通常の拝観時間と一般の拝観料です(2026年)。特別公開や夜間拝観がある場合は別料金になります。
| 寺社 | 種類 | 時間 | 拝観料 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 東寺 | お寺、世界遺産 | 門5:00〜17:00、金堂・講堂8:00〜17:00 | 800円 | 五重塔、毎月21日の市 |
| 八坂神社 | 神社 | 参拝は24時間 | – | 夕方以降、祇園と一緒に |
| 下鴨神社 | 神社、世界遺産 | 6:30〜17:00、通年 | – | 北部で朝いちばんに |
| 三十三間堂 | お寺 | 8:30〜17:00(4月1日〜11月15日)、9:00〜16:00(11月16日〜3月31日) | 600円 | 東山で短時間の拝観 |
| 平安神宮神苑 | 神社の庭園 | 8:30から、閉門は時期により17:00〜18:00 | 600円 | 庭園と桜 |
| 西本願寺 | お寺、世界遺産 | 5:30〜17:00 | 無料 | 京都駅から歩いて |
| 東本願寺 | お寺 | 5:50〜17:30(3月〜10月)、6:20〜16:30(11月〜2月) | 無料 | 朝早い時間の参拝 |
初めての京都なら、午前に東寺、夕方に八坂神社という組み合わせが回りやすいでしょう。堂内と五重塔をじっくり見るお寺と、日が暮れても参拝できて祇園の散策につながる神社を一日で味わえます。
おすすめ:清水寺のガイド付きツアー
拝観料込みで90分、寺の歴史と建築の説明を聞きながら回れます。
当サイトが選んだツアーです。ご予約先はGetYourGuideです。価格は2026年10月時点の米ドル建ての参考最低価格です。各ツアーから最新の空き状況とお客様の通貨での価格をご確認ください。
京都のお寺:東寺の五重塔と弘法市
東寺の拝観時間と拝観料
東寺は京都駅の近くにある世界遺産のお寺で、五重塔の高さは約55mです。現在の塔は1644年に再建されました。門は5:00〜17:00、金堂と講堂は8:00〜17:00で、受付は16:30までです。金堂・講堂の拝観料は一般800円、高校生400円、中学生以下300円です(2026年)。御影堂と食堂は無料で参拝できます。
五重塔の初層と宝物館
五重塔の初層と宝物館は特別公開の期間だけ開きます。春の五重塔を含む拝観は一般1,200円、そのほか700円と500円の区分がありました。通年の拝観料として考えず、期間限定の料金と見ておきましょう。秋は金堂・講堂が800円で、宝物館と観智院は別料金です。行きたい日に何が公開されているか、出かける前に確かめると安心です。
弘法市
弘法市は毎月21日に開かれ、関連する法要は10時に始まります。毎日開かれる市ではないので、市を楽しみたい方は日程を合わせて訪ねてください。

京都の八坂神社と東山の神社
八坂神社は祇園のすぐ隣にある大きな神社です。参拝は24時間でき、夜遅くでもお参りできます。社務所は9:00〜17:00、ご祈祷は9:00〜16:00です。ドローンは禁止、商用の撮影は認められた範囲に限られます。夕方の参拝は祇園の散策と組み合わせやすく、歩き方は祇園観光と夜の歩き方で紹介しています。
京都の縁切り神社と縁結びの神社
東山の安井金比羅宮は、市バスの東山安井から歩いて約3分です。参拝は無料です。悪縁を断ちたい人が祈願に訪れる神社として知られますが、願いがかなうかどうかは信仰の領域で、結果を約束するものではありません。良縁を願って地主神社を訪ねる人も多く、詳しくは清水寺と地主神社のガイドにまとめています。
平安神宮の神苑
平安神宮の神苑は一般600円、子ども300円です。障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名は、それぞれ個人料金の半額になります。開苑は8:30で、閉苑は3月〜9月が18:00、10月が17:30、11月〜2月が17:00、入苑は閉苑の30分前までです。桜の時期と無料公開日は三脚が使えません。
下鴨神社と三十三間堂
京都の下鴨神社
京都市の北にある下鴨神社は世界遺産の構成資産です。拝観時間は6:30〜17:00で通年同じなので、人が増える前の朝いちばんに訪ねるのに向いています。境内の特別な区域は通常の参拝に含まれないことがあるため、当日どこが入れるかは現地で確認してください。
三十三間堂
三十三間堂の拝観料は600円です。4月1日〜11月15日は8:30〜17:00、11月16日〜3月31日は9:00〜16:00で、受付は閉門の30分前までです。一日バスツアーの中には、ほかのお寺と一緒にここの拝観券を含むものもあります。ツアーに何が含まれるかを先に確認すると、同じ拝観料を二重に払わずにすみます。
京都駅から歩ける本願寺
列車まで1時間ほど空いたときは、二つの本願寺が気軽に立ち寄れるお寺です。西本願寺は無料で、通年5:30〜17:00に参拝できます。京都駅から歩いて約10分で、世界遺産の構成資産でもあります。
東本願寺は西本願寺と名前が似ていますが、別のお寺です。こちらも無料で、申し込みは要りません。3月〜10月は5:50〜17:30、11月〜2月は6:20〜16:30です。御朱印は授与しておらず、2025年からは志納によって特別な参拝の証をいただけます。どちらに向かうのか、地図で確かめてから歩き出してください。
京都の御朱印のいただき方
御朱印はすべての寺社でいただけるわけではありません。八坂神社では、参拝を済ませてからいただくのが一般的です。東本願寺は御朱印の授与がありません。納める金額や待ち時間は寺社ごとに違うので、授与所で確かめましょう。
御朱印は参拝の証で、スタンプラリーの記念印とは性格が違います。先にお参りし、授与所の受付時間内に並びます。京都市の北にある貴船神社では、お守りと御朱印の授与が9:00〜17:00です。貴船への行き方は貴船と鞍馬の歩き方をご覧ください。

伏見稲荷大社、清水寺、金閣寺
有名な三つの寺社は、姉妹サイトで拝観時間や道順、歴史を詳しく紹介しています。伏見稲荷大社はJR奈良線の稲荷駅のすぐ前で、京都駅から約5分です。詳しくは伏見稲荷大社のガイドへ。清水寺は東山にあります。金閣寺は北区にあり、市バスの金閣寺道が最寄りで、拝観とアクセスは金閣寺のガイドにまとめています。
銀閣寺、南禅寺、哲学の道は銀閣寺と哲学の道のページで紹介しています。離れた名所を一日で回りたい場合は、京都駅周辺から出発する一日バスツアーを使うと移動の手間が省けます。
混雑を避けて参拝するコツ
京都がとくに混み合うのは、3月下旬から4月上旬の桜の時期と、11月中旬から12月上旬の紅葉の時期です。朝早く開く神社は開門直後に、人気のお寺は平日に回すと落ち着いて参拝できます。季節ごとの目安は京都の紅葉と桜の時期で紹介しています。
- 市バスと地下鉄の使い分け:市バスは均一区間で大人230円です。地下鉄・バス1日券は大人1,100円、子ども550円で、使い始めた日の終わりまで有効です(24時間券ではありません)。地下鉄や電車と組み合わせると、混雑するバスだけに頼らずにすみます。
- 荷物:大きな荷物は宿に預けるか先に送っておくと、参道やバスで周りの迷惑になりません。
- グループ:写真を撮るときに、道や石段、歩道をふさがないようにしましょう。
- 参拝の心構え:寺社は祈りの場です。お堂の近くでは声を控え、撮影についての掲示に従ってください。
京都の神社とお寺についてよくある質問
京都のお寺に共通拝観券はありますか?
ありません。拝観料は寺社ごとに必要です。東寺、二条城、銀閣寺もそれぞれ別の料金です。日帰りツアーの中には、複数のお寺の拝観料を含むものがあります。
東寺の五重塔の中には入れますか?
特別公開の期間だけ入れます。通常の拝観は金堂と講堂で、2026年の拝観料は一般800円です。
弘法市はいつ開かれますか?
毎月21日です。関連する法要は10時に始まります。
八坂神社は夜も参拝できますか?
はい、参拝は24時間できます。社務所は9:00〜17:00で、御朱印などは日中に受け付けています。
無料で参拝できるお寺はありますか?
京都駅近くの西本願寺と東本願寺は無料です。東寺も御影堂と食堂は無料で、金堂・講堂は800円です。
どの寺社でも御朱印をいただけますか?
いいえ。多くの寺社で授与していますが、東本願寺にはなく、志納による特別な参拝の証があります。金額と時間は授与所で確かめてください。

